「何度も似たような失敗をしてしまう」
「自分だけがいつも失敗していて恥ずかしい」
「あの人みたいに落ち着いて動けるようになりたい」
自分だけが抱えている気がしてしまう悩みですが、実はそんな気持ちを抱えている方は意外と沢山います。
「自分はダメ人間だ」なんて自分を追い込んでいませんか?
何度も小さい失敗をしてしまう人でも、あるコツさえ学べばそれらの失敗をぐーんと減らすことができるようになります。
本記事では、いつもやらかしてしまう人がやらかさない人になるためのコツについて解説します。
バイトでも日常生活でも常に失敗し続けていた私が、10年以上かけて信頼を得るために辿り着いた方法ですので、悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
やらかす人からやらかさない人になるための方法
やらかす人の特徴3つ
①先の見通しが不確かなまま進める
やらかしてしまうときというのは、大体その先のことを考え切れていないときです。
その場の思い付きで行動してしまい、結果予期せぬ失敗してしまうことになります。
一般に、やらかさない人は視野が広く、やらかしてしまう人は視野が狭いです。
目の前のことしか見えていないと気づいたときには、一度立ち止まって周囲を見回す習慣をつけていく必要があります。
②とにかく近道をしようとする
『椅子に座ったまま落とした消しゴムを取ろうとしたら、椅子ごと転んでしまった』
〇〇をしながら△△、と同時進行で物事をこなそうとしたり、①→②→③の工程を①→③に省略しようとしてみたり。
もちろん効率を求めることは大切ですが、効率を求めた結果失敗して仕事を増やしていては本末転倒です。
良い効率を思いついたとしても、それは本当に成功する確証はあるのか考えなくてはなりません。
その確証がないのであれば、まずは一つずつやることを片付けていくことも大切です。
③根拠もなく自分を信じている
もちろん自分を信じることは大切です。
自分に自信があるだけで、失敗しそうなものが成功した、なんてこともあると思います。
しかしながら、基本的に自信というのは成功体験などの実績からくるものです。
その実績を基に新しいことに応用していくことで新たな成功を掴んでいくことが良いループを生み出していきます。
やらかしてしまう人の根拠のない自信は、その最初の基盤がないので新たな成功に結び付きにくく、失敗が失敗を生む負のループへとつながりかねません。
まずは自信に根拠をつけていくことから始めましょう。
やらかさない人になるためには
本記事では、やらかしてきた人間がそれなりに上手く立ち回っていく方法を解説しているので、最初からやらかさない人には理解しがたいこともあるのでご了承ください。
①自分のことは一旦信じない
まずはじめに、自分のことは一旦信じないようにしましょう。
もちろん、段階ごとに自信はつけていくものですが、この記事を読んでいるあなたは最近も失敗したことがあったのではないでしょうか。
そして、その失敗は大抵自分の思い込みや不注意から起きている場合が殆どだと思います。
「今回は不注意だった、次は注意してやるぞ!」
と、やる気を出したは良いものの“注意”というあまりにも自分を信じた解決策だと次も同じような失敗を繰り返すことになっていまいます。
まずは、「自分はこのように考えたけれど、本当にこれで良いのか」と上司や先輩、同僚に確認してから始めましょう。
自分の考えと周囲の考えの違いを確認してすり合わせていくことで、自分も成功に近づいていくことができるようになります。
②無理はしないこと
無理をしている自覚がある時点でやらかすフラグが立ってしまっています。
無理をしてしまうときというのは、大体それまでが成功してきたときだと思います。
それまで着実に良い方向に向かっていたから、次も行けるだろうと調子に乗ったときに大抵やらかしてしまうものです。
やらかしてしまう人というのは、自分のテリトリー内では本領を発揮できるのですが、一歩外に出てしまうと途端に何もできなくなってしまう。
なので、自分のテリトリーから出るときは石橋は壊れるくらいまで叩くくらいが丁度よいです。
壊れるまで叩いて広げたテリトリーでは、また自分の本領が発揮できることでしょう。
③気を付けたいことは視界に入るように貼る
やらかすときというのは自分がやらかす人であることを忘れたときです。
まずは、やらかす自覚を忘れないこと。
視界に入るように常に付箋などにメモとして貼っておきましょう。
周囲からの視線が恥ずかしい場合は自分にだけわかる暗号やマークでもよいです。
自分の潜在意識の中に入れることが大切です。
さいごに
ここまでこの記事を読んでくれた方は、すでに危機意識を持ち、やらかす自覚があることでしょう。
結局根っこは変わらないので、「いつもそつなくこなすあの人」のマインドにいきなり変わることはないのですが、自覚して改善しようと動くだけでも周囲の目は少しずつ変わってきます。
あなたが仕事でもプライベートでも、自分に本当の自信を持って生活できることを願っています。